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2021年12月29日 (水)

『つくる・つながる・ポール・コックス展』なるものに行ってきました。

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いやいやこれはなかなか素晴らしかったー。

たっぷり1時間半以上楽しめました。

言語化能力が低くてお恥ずかしい限りですが、とても・凄く・かなり・素敵で・ヨカッタです。

なんか勉強にもなる感じ。

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それでお客さんも多かったです(駅から遠いのに)。
会期が1/10までと短いからでしょうか?

そしてお客の95%が若い女性。
10月に行った「たばこと塩の博物館」の杉浦非水展がおばあちゃんばっかりだったのとエラい違いです。

ポール・コックスは1959年生まれの現役で、杉浦非水は大正昭和の人とはいえ、非水の絵は全然今でも新しいと思うのですがどういう事だろう。

たぶん、今回はは平日とはいえすでに冬休み。一方、非水展に行った時は正真正銘の平日だったから?

それにしても、今まで行った美術展の中でも圧倒的に別格的に若い女性率が高いのです。


そして、丈の長いコートや丈の長いスカートの女性がやたら多い。

美大風なのか、デザイン関係の仕事風というか。

その辺りは分かりませんが、なんというか、明らかに特定の職業的セグメントの方たちの様な。。。

しかも圧倒的に山之内すずさんみたいな髪型の人が多いという特殊な空間。


答えは見つからないまま、夕方の美術館を後にしたのでありました。

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そして、美術館についても触れておく必要があるでしょう。

板橋区立美術館。

ここに来るのは2020年のボローニャ展以来2度目なのですが、なんとも素敵な美術館です。

(駅からは少しだけ遠いけど)


1/10までなので、ぜひ。

( ちなみに写真撮影当面OKでした )

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001473/4001477.html

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2021年12月22日 (水)

2021ボローニャ展を観に太田市美術館・図書館に行ってきた

太田市美術館・図書館に行って来ました。

お目当ては、「2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

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去年、板橋区立美術館で初めて観まして、大いに感動したので今年も行こうと思っていたのに痛恨の見落とし。館のSNSアカウントをフォローしてなかったのか或いはしてたけど埋もれてしまったのか。

という事で、板橋⇒西宮⇒浜松⇒石川と巡回して太田市に辿り着いたところを捕まえました。


今回も、中々に素敵でした。

なんかこう、体内でじゅわじゅわって来ていい感じになります。


どれも良かったのですが、中でも特に良かった作品は以下の二つ。


・ホアン・アーウェン(台湾)の「起きてよ、パパ!」
・サラ・ダイヤー(イギリス)の「灯台」


どの作家の作品も5点ずつ展示されています。
同じ絵本の中から5点選ばれているのだと思います。(たぶん)

これがストーリーが伝わって来ていいんですよね。

私の選んだ2つは5枚の絵が描くストーリーが温かくて素敵でした。

またですね、世界各国の作品が展示されているのも素敵なのです。数えてみたら21か国。

 

それでも、正直なところを言いますと、昨年の方が良かった。
去年のカタログも売っていたので、もうちょっとで買いそうになりました。

 

などと、少しけなしてみたものの、やっぱり期待を裏切らない素晴らしさでありました。

コロナの関係で展示会場が一方通行だったというのもありますが、一度観た後、再入場するくらい良かったです。

 

 

さて、会場のことにも触れておく必要があります。

今回の観覧料は500円。安いです。

ちなみに、板橋の観覧料が650円、西宮は1200円、石川は800円。かなり値段が違いますね。展示内容に違いはあるのだろうか??

それで、値段は安いのですが、展示に関しては少し残念でした。

スペースの関係でしょうけど、割りと窮屈に展示してあったのと、なにより照明が暗かった。

まあ仕方がないのかもしれませんが、残念でありました。

 

それはそうと、展示の形態については少し残念だったのですが、ここの図書館は圧巻でした。

コロナで利用時間は展示含めて2時間以内にしてくださいってなっていたので、図書館部分は駆け足だったのですが、ここの図書館は半日楽しめるのではないかと思います。

オシャレで、洗練されていて、素敵で、イカしてました。

嬉しくなってシャカシャカ写真撮ってたんですが、途中で「写真撮影は受付で申請してください」という表示を発見。

もう時間も残り少なかったし、わざわざ申請するのも面倒だなと思ったので、館内写真はありません。


いやー住んでいる市の図書館がこんなだったらどんなにいいかなって思いました。
富士重工のおかげなのだろうか???

 

という事で、ボローニャ展 & 図書館、ぜひおすすめします。

 

↓:太田市美術館・図書館のページ
2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

 

 

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2021年12月14日 (火)

『クナシリ』観て来ました

行って来ました。『クナシリ』

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↑:公式サイトからの引用画像

ドキュメンタリー映画を劇場で観るのは人生初かも知れません。

前から国後島には興味があったんです。

映画は74分。クナシリの風景の中、現地に暮らすあまり豊かではない人々への淡々と続くインタビュー。
何人かは、日本人が強制退去になった時に子供だった人たち。
インタビューと言っても、割と独白みたいな感じで聞き手の声は殆ど入りません。

現在の生活や政治への不満であったり、戦後間もなくの頃の日本人と過ごしたひと時の記憶であったり、そういう人々の語りが余白たっぷりに続きます。


クナシリの風景は、

 ・だいたいは曇り空。
 ・傷んだ舗装。
 ・木製の電柱にたるんだ電線。
 ・錆の出た旧式の設備。
 ・古い家。
 ・荒れた感じの原っぱ。

そういう荒れて寂れた旧ソ連的雰囲気が風景の中に漂っています。

風景も語りも余白が多いので、何度かほんの一瞬気を失いましたが、それでもかなり濃い余白なので、じわじわ来ます。

 

時おり日本の寺や墓地の跡が映し出されるのですが、その時を除くと、何十年か前のどこか遠くの場所の様に錯覚して、北海道から僅か二十数キロの海を隔てたところにある現在進行形の風景だという事をついつい忘れてしまいます。

まさに時空を超えたところなのかも知れません。

 

→公式ウェブサイト

映画館は、渋谷の イメージシアター・フォーラム
なんか小劇場の様な佇まいの映画館でした。

 

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2021年12月 7日 (火)

「助教・助手展2021」・「牧野良三 舞台美術における伝達と表現」・民俗資料室  @武蔵野美術大学

また、ムサビに行って来ました。

人生通算5回目のムサビです。

もしかしたら、自分の卒業した大学に次いで訪問回数第2位かもしれません。


それで、今回のお目当ては、「助教・助手展2021」

加えて、
「牧野良三 舞台美術における伝達と表現」
更に、
「民俗資料室ギャラリー展示 29 運ぶ 文化とかたち」

おまけに民俗資料室の収蔵庫も拝見させていただきました。


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鷹の台駅を降りると、いつものように玉川上水沿いの小径を歩きます。

イヤホンをして、スマホにはユーミンをセット。

どう考えても『悲しいほどお天気』の歌詞に出て来る「上水沿いの小径♪」はここしかあり得ないという小径を歩きます。

ユーミンは多摩美なのになんでだろうと毎回思う。


それで、過去の4回はコロナの影響で入館には事前予約が必要で、一般/学内で入館可能日の区別もあったのですが、コロナも落ち着いて今回は予約不要で一般/学内の区別もなし。

初めて平日のキャンパスに入ります。

やはり、大学ですから平日に行くとちょっと期待が高まります。

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「助教・助手展2021 武蔵野美術大学 助教・助手研究発表」

最初に入ったのはこれです。

なかなか良かった。

前回観た「卒業制作優秀作品展」と比べるとやはりレベルの平均値が違います。

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そして、なんというか、学生でもなく、かといって高みに上った人でもない独特の雰囲気がそこにはありました。


「美大の助教・助手というのはいったいどういう立ち位置の人なんだろう」という事にずっと思いを馳せながら作品を見ておりました。

 ・大学院を出て成績優秀な一握りの人が掴んだ将来を約束されたエリートなのか?
 ・あるいは、教授や准教授に辿り着くのは一握りで競争のさなかの人たちなのか?
 ・研究や教育には興味はないけど、作家では食べていけないから就職した天才なのか?
 ・美術芸術部門の学科であれば、そうそう食べていけないだろうから助手は同期のうらやむ職なのか?
 ・工芸デザイン部門なら、産業の中でアウトプットして行かずに大学に残るというのはどういう選択なのだろう?

などなど、ぐるぐる想像を巡らせておりました。

それで、前回の『卒業修了制作優秀作品展』とついつい比べてしまうのですが、『展覧会』としては『卒業修了制作優秀作品展』の方が良かったかなと思います。

なんというか、『卒業修了制作優秀作品展』は、この作品をアウトプットした人は、大学に残るのか? メーカーでデザインの仕事に就くのか? 或いはデザイン事務所に就職するのか? それとも高校の美術の先生になるのか?

『優秀作品』というフィルターに残った人であったとしても、恐らく自分の才能に見切りを付けて、あるいは就活で願いかなわず、全く関係のない業種職種の会社に就職して、趣味としてやって行く人もいるだろうな。


そういう、少し切ない思いとか、その一方でこの中に世界的に有名になる人がいるのだろうか的なワクワク感とか、そういうのがまざりあって、じゅわーっと見て回ったのですが、そういうのが「助教・助手展」にはあまりないわけです。

我ながら何に期待しているんだろう?

まあ、私自身が「美大の助教・助手」の立ち位置を想像しきれなかったからなのかも知れません。

実際のところどうなんでしょう?

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さて、最後に少しだけ、展示作品についても触れておきたいと思います。

作品はどれも素敵で印象的なものでした。

特に印象に残ったのは、

・波、泡沫、そして…  (↓の右のやつ)

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・断片的な記憶の景色

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・so fine

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中でも、「波、泡沫、そして…」は釘付けになりました。

 

『卒業修了制作優秀作品展』にしても今回の『助教・助手展』にしても、作家や作品のテーマ縛りの展覧会と違って、作家の属性縛りで、芸術から工芸やデザイン、空間演出、映像まで幅広く展示されるのっていいですね。

すっかりはまってしまいました。

↓:こんな感じで幅広い

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「牧野良三 舞台美術における伝達と表現」

同時開催だったのがこちらです。

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中々素敵で、普段高校演劇で観ているものとは別格です。

高校演劇を観に行って、素敵な舞台装置だった時に、単に「いいなー」と思っていただけだったので、ハイレベルかつ、完成までのプロセスが感じられて良かったです。


実は、高校演劇を観るときに、顧問の先生の関与度の高さを強く感じる舞台は、なんとなく好きではありませんでした。

トータル的なところもそうですが、舞台装置的なところにもそういう気持ちがあったのですが、今回の展示を観て、レベルの高い舞台美術を部員の生徒に見せるという事は、大事な事なんだなあと、思いを新たにしました。

コロナが鎮まって、また高校演劇を観に行ける様になったら、舞台美術についてもよく鑑賞したいと思います。

 

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「民俗資料室ギャラリー展示 29 運ぶ 文化とかたち」

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おまけに民俗資料室の収蔵庫も拝見させていただきました。

ここも良かったのですが、「民俗資料室の収蔵庫」の見学が更に良かった。

 

収蔵庫内には授業で学生さんがいたりして、なんか、じゅわっと来ます。

三十数年前の学芸員の実習を思い出しましたー。

 


■武蔵野美術大学について


さて、今回は初の平日のキャンパスでした。

これまでは日曜か、平日だったとしても夏休み期間だったので、普通の平日の美大のキャンパスに大いに関心があったのですが、結構閑散としていました。

少しだけ学生さんと話す機会があったので、まだオンラインなのかと聞いてみましたら、もうそういうことはなくて学生は普通に来ているけど、単に寒いから外に出ていないと思いますとの事でした。

 

やっぱりインドア人間たちなのか??

 

音楽サークルが練習してたりするのだろうかとか思ったりしていたのですが、やはり美大。

エレキギターの音が聞えてきたりはしませんでした。

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ここのキャンパス、せっかく郊外の大学なのだから、もう少し広くてもいいかなと思いますが、もはや今更仕方ないですね。

 

たっぷり2時間半楽しめて、しかも無料。

凄く良かったです。

➡ https://mauml.musabi.ac.jp/

写真はほぼ全域で撮影可だったのですが、SNSに上げまくるのも少し気になったので、アップの写真は外しました。

 

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2021年12月 5日 (日)

ももが何か言いにやって来た

昔、犬を飼っていました。

コーギーペンブロークの女子です。

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彼女が廊下やリビングを歩くと、フローリングに爪が当たってカサカサと音がしました。

いつもカサカサさせているので、たまに「カサカサ」と呼んだりしていました。(本名はもも)

ももはもう何年も前に向こう側へ行ったのですが、今月に入って夜リビングで寛いでいるとカサカサという音がするんです。

たぶん、エアコンの風が何かに当たってカサカサさせているんだろうと思って、それらしいところを調べてみたのですが見つかりません。

そして昨夜、リビングで焼酎のロックを飲んでいるとやっぱりカサカサという音がします。

その音は、ももがうろうろしている時のカサカサ音とほぼ同じなのです。

お酒を飲んでいるのも手伝って、もしかして、ももが何か伝えたいことがあってやって来たのだろうかと思い始めました。

それで、試しに「もも」と呼んでみました。

ももは現れませんが、やっぱりカサカサという音がします。

それから暫くの間、ももに話しかけて、少し会話して、何とも言えない懐かしい幸せな気持ちになりました。

あれは絶対ももに違いない。


そして、今日、カサカサの正体が分かりました。

カレンダーがエアコンの風で不規則に揺れて壁に当たっていたのです。

先月までは2枚あったのでエアコンの風に反応しなかったのが、最後の1枚になって風で動くようになったのです。

床の方しか見ていなかったので気付くのが遅れました。


ちょっと残念です。もしかしたら、ももが何か言いに来ていたのかなと思っていたので。

でも、昨夜は本当にももが来ていたのかもしれません。気配も感じたし。


もう、来年のカレンダーは買ったのですが、何としても同じカレンダーを見つけないといけません。

そうしたらまた、来年の12月も、ももが来てくれる。

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