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2016年12月 4日 (日)

2016年度 埼玉県高校演劇秋季大会 23校を振り返って

今更ではありますが、秋の大会も埼玉県大会まで終わりました、関東大会は新潟なので観に行ったりはしませんから、地区大会も含めて秋季大会を振り返っておきたいと思います。

まず、昨年も審査について物議を醸した(?)農大三高ですが、今年は今年でなにやら、審査のあり方について議論が起こっているようでありました。
要は、他所の高校が上演した内容と似ているのに評価してよいのか?!ということの様です。

審査員としては、他校の上演を全て観ておく訳には行かないし、そもそも似ていたらダメなのか!? 的な意見が提起されていました。

いくつかの意見を読んで意外に思ったのですが、そういう初歩的なこと( 真似していいのか? )についてさえ、統一された基準というのが確立してないし、高校演劇の審査基準としても整備されていないという事なんですね。

結局審査員の価値観に全てがゆだねられているし、審査員が他校の芝居を観ているかどうかという偶然にも左右される。でも、これは仕方ないことですね。

いやー、もう少しガイドライン的なものがあるのかと思っておりましたがそういうものなんですね。

まあ、個人的には、そもそも、既成の台本を上演する訳ですから、似ているのは当然だと思いますし、真似していけないとは思いませんが、真似したんだなと思ってしまったら、抱く感想に対して無意識にマイナスに作用するのは自然なことかと思います。


で、今大会、全部で23校の舞台を拝見しました。

■県大会
 草加南高校 『想稿・銀河鉄道の夜』作:北村 想
 東京農業大学第三高校『翔べ!原子力ロボむつ』作:畑澤聖悟
 飯能高校  『M・H・P』作:飯能高校演劇部
 松伏高校  『先生、放課後って何時までですか?』作:大渕秀代
 川口高校  『トシドンの放課後』作:上田美和
 新座柳瀬高校『Love & Chance!』原作:ピエール・ド・マリヴォー/作:稲葉智己
 秩父農工科学高校『流星ピリオド』作:コイケユタカ

■西部B
 所沢高校   『うおーっっ!!』作:安永 真由子
 所沢北高校  『ひまわり~トコキタ劇版こころ』(生徒創作)
 入間向陽高校 『クレタ島の冒険』作:中村 勉 作
 所沢商業高校 『鎖をひきちぎれ』作:加藤 のりや
 豊岡高校   『ある日、僕らは夢の中で出会う』作:高橋いさを 潤色:豊岡高校演劇部
 所沢中央高校 『海がはじまる』作:曽我部マコト
 芸術総合高校 『いまここから見える君を含んだこのときすべて』作:生徒顧問創作

■川越坂戸
 筑波大付属坂戸高校 『裏表アバンチュール』作:筑坂演劇部(創作)
 川越女子高校    『好きにならずにはいられない』安保健+名取北高校演劇部(既成)潤色:川越女子高校
 川越高校      『タヌキのシッポ -エピソードⅡ-』作:阿部哲也(創作)

■浦和
 浦和北高校 『広くてすてきな宇宙じゃないか -WHAT A WONDERFUL WOLRD!』作: 成井豊
 いずみ高校 『林檎』作:照雨 生徒創作(?)
 浦和南高校 『十二夜』作: シェイクスピア

■大宮
 大宮商業高校   『BANANA’S BIRTHDAY BASH』作:楽静
 上尾南高校    『コンバット・マーチ』作:石原哲也
 伊奈学園総合高校 『眠りの切り札』作:樋口美友喜


この23校から、やまかわ賞 作品ベスト5を選びたいと思います。

 【1位】浦和北高校 『広くてすてきな宇宙じゃないか -WHAT A WONDERFUL WOLRD!』作: 成井豊

 【2位】大宮商業高校『BANANA’S BIRTHDAY BASH』作:楽静

 【3位】川口高校  『トシドンの放課後』作:上田美和

 【4位】東京農業大学第三高校『翔べ!原子力ロボむつ』作:畑澤聖悟

 【5位】新座柳瀬高校『Love & Chance!』原作:ピエール・ド・マリヴォー/作:稲葉智己

いろいろと振り返って考えて、やはり一番は、浦和北。

芝居の完成度からすれば、新座柳瀬がダントツでしょう。
他人に勧めるという観点では、新座柳瀬と農大三高、浦和北という事になります。

関東大会へ推薦しろと言われれば、まずは農大三高。浦和北と新座柳瀬が迷うところですが浦和北を推させていただきます。


そして大宮商業と、川口高校。

この2校は、優秀かと問われれば、他校に席を譲るかと思います。
それでも、この2本は、心に残るんです。

浦和北も含めて、この3校の舞台には、優しさと、暖かさが溢れています。

そして、もう一度、観たいんですよね。


そして俳優賞
 【1位】 おばあちゃん (浦和北)
 【2位】 サナエ (大宮商業)
 【3位】 川口の三人(あかね、平野、先生)
     カムパネルらとジョバンニ ( 草加南 )
     新座柳瀬の主人公の二人(プログラム見ても、だれが誰かわかりません)

以上であります。


さて、今まで、埼玉県の大会ばかり観ておりましたが、なにげにネットで検索してたら、東京都もやってるんですよね。当たり前すぎることですが、今まで気づきませんでした。
県内の遠くの地区大会観に行くなら、むしろ、近いんですね。
関東大会も東京会場は池袋だし。

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