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2016年11月20日 (日)

第65回埼玉県高校演劇中央発表会

昨日今日と、さいたま芸術劇場に行ってきました。

第65回埼玉県高校演劇中央発表会。

Dsc01859


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全部で10校。

すべて拝見したいところですが、浮世の義理で叶いません。
★印をつけた7校の舞台を観させて頂きました。

11月19日(土)
 ★草加南高校「想稿・銀河鉄道の夜」作:北村 想
 ★東京農業大学第三高校「翔べ!原子力ロボむつ」作:畑澤聖悟
 ★飯能高校「M・H・P」作:飯能高校演劇部
 ★松伏高校「先生、放課後って何時までですか?」作:大渕秀代
  坂戸高校「生徒総会」作:畑澤聖悟/潤色:坂戸高校演劇部
  宮代高校「肉体改造クラブ 女子高校生版~♯1ギャルゲーさやか ♯2ダイエッターセリナ~」作:古城十忍

11月20日(日)
 ★川口高校「トシドンの放課後」作:上田美和
 ★新座柳瀬高校「Love & Chance!」原作:ピエール・ド・マリヴォー/作:稲葉智己
 ★秩父農工科学高校「流星ピリオド」作:コイケユタカ
  星野高校「男でしょっ!」作:一宮高志/潤色:星野高校演劇部


さすがに県大会だけあって、どこも素晴らしい。
では、感想をば・・・。

草加南高校「想稿・銀河鉄道の夜」作:北村 想
    「Bブロック」(越谷・春日部、深谷本庄地区)
 
 「正統派銀河鉄道の夜」という感じでしょうか。
 
 なかなか良かったです。舞台美術的なところも綺麗でした。
 
 ただ、この「正統派銀河鉄道の夜」で、観客を感動させるには何が必要なんだろうか?
 
 原作を大きく逸脱しないとしたら、「感動で胸が一杯」という状況をこの作品で実現するのはきわめて難しいような・・・。
 
 圧倒的な舞台美術とか照明とかでしょうか。
 
 
 そして、草加南の良かった点は・・・。
 
 なんといっても、キャスト。
 
 ザネリも良かったけど、カムパネルらとジョバンニ。

 特に動きが良かった。
 
 この二人が良かったという事に尽きるのではないかと思います。
 
 残念ながら二人とも2年生の様なので、もう観ることはないのかと思ったんですが、受付で貰ったチラシに、卒業公演の案内が入っておりました。 

 
東京農業大学第三高校「翔べ!原子力ロボむつ」作:畑澤聖悟
    「Cブロック」(所沢・入間、比企地区)
 
 核燃料廃棄物最終処分場を誘致した青森の町長が、廃棄物の無毒化を見届けるため、自身の冷凍保存をしたものの・・・。
 人間の時間軸と較べると、あまりに途方もない核廃棄物の半減期の長さに光を当てて、社会への警鐘を鳴らす作品です。
 
 いやはや、ここは凄いですね。
 
 動きがあって、リズムがあって、テンポとスピードがあって。

 去年の「もしイタ・・・」も凄くよかったけど、今年も甲乙付けがたくいいです。
  
 今年こそ、ぜひ、ブロック大会に進んでいただきたい。
 
 そして、来年も楽しみにしております。


 
飯能高校「M・H・P」作:飯能高校演劇部
    「Cブロック」(所沢・入間、比企地区)
 
 人生の選択を誤った(?) 人に、再び選択のしなおしを迫る、死神たちのお話です。。。
 ( ちょっとこの説明だと誤解を生むだろうか・・・ )
 
 なかなかですね、斬新で、冒険的で良かったと思います。
 さらに、前半は凄く面白かった。
 
 ただ、死神自身の苦悩や選択が描かれるようになったあたりからは、ちょっと・・・。
 
 エンターテイメント的だったのが、シリアスでシュールになって、ちょっと引き込まれなくなってしまいました。
 
 それでも凄くよかったです。
 
 それと、キャストとしてはですね、死神への出世を狙う手下役の子がとても良かったですね。

 存在感が凄くありました。
 
 来年の春季大会を楽しみにしております。
 
  

 Cブロックの審査員の方の評には、最後まで「所沢高校」が候補に残って、迷い抜いた末に決めたと書いてあります。
 農三は揺ぎないですから、所沢か飯能か、もし私が審査員だったとしても、悩みます。
 
 
 

松伏高校「先生、放課後って何時までですか?」作:大渕秀代
    「Bブロック」(越谷・春日部、深谷本庄地区)
 
 学校に泊まっている子が見つかって、当番の先生が話を聞いたり親に連絡したりしているうちに、他にも学校に泊まっている子達が発見されて・・・。
 
 いやいや、これは中々良かった。
 
 まず、職員室のセットが凄い。
 
 そして、キャストの人数がかなり多いにもかかわらず、一人ひとりに存在感が出せているのに感心しました。
 
 ほんのちょっと惜しむらくは、最後のほうの、初めに見つかった子と、お母さんとのやり取りが、ちょっと、引き込まれなかった。
 
 ガーって話すという技術的なところもあるでしょうけど、やはりディフォルメされてないキャラのお母さんと、子供のぶつかり合いで、お母さんを女子高生がやるのはやはり難しいんでしょうねえ。
 
 
 
 という事で、4本拝見しまして、与野を後にしたのでありました。。。
 

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